3つの住宅ローンの特徴 ~固定金利~

こんにちは。家づくりアドバイザーの關です。
先日地区で御柱のお祭りがありました。
地区の役員なもので、法被を着て柱をひいて町内を歩いてきました。
かなり簡素化した内容ではありましたが、久々にお祭りの活気を味わえて楽しかったです。
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さて、資金計画の話を数回にわたってさせていただいてきましたが、
最後に、"固定金利"についてお伝えします。

固定金利は、その名の通りずっと金利が固定され、一生涯返済額が変わらないという特徴を持っています。
つまり安心であるということが言えるのですが、
その反面、先程の変動金利や固定金利選択型金利に比べると、貸出金利が高いと言うデメリットを持っています。

また、変動金利や固定金利選択型金利に比べると、住宅ローンを借りるための初期費用も余分にかかってしまう部分もあるというデメリットを持っています。

ですから、金利が高いことから返済額を基準に借入れする金額を決めるとしたら、
予算は変動や固定金利選択に比べると少なくなってしまうし、
その上、初期費用が余分にかかることから、
さらに土地や家に費やせる予算が減ってしまうことになります。

また、この"固定金利"の代表的商品には住宅金融支援機構が取り扱う
『フラット35』がありますが、この商品を選ぼうとした場合には、
商品の性質上、つなぎ融資の手数料と金利という余分な費用がさらにかかってくることになります。
フラット35の貸出金利の中には、銀行のように団体信用生命保険料が含まれていないタイプもあるため、その保険料を別途で支払うようになるので、その費用も初期費用やランニングコストとして予算計上しておくことも大切なこととなります。

いかがでしたでしょうか?
3つの商品の特徴をお伝えしてきましたが、
それぞれの商品がメリットもデメリットも備え持っていることをご理解いただけたと思います。
これらの特徴を踏まえつつ、自分に合った住宅ローン選びをすることが、『資金計画』では大切なこととなってきます。

目先の金利の安さで選ぶのも危険ですし、
また住宅ローンは、支払い終わってみるまで、
どれが得でどれが損だということが分からないものですから、損得勘定で選ばないようにも注意していただければと思います。

では、家づくりに関する難しいお話はこの辺で一度終わりにさせていただいて、
次回からは施工現場のことや、HIBARIHOMEの日常をお伝えしていきます♪

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