世界をあっと言わせるもの

こんにちは、家づくりコーディーネーターの原山です。

今夏の東京五輪、パラリンピックは

海外からの一般客の受け入れをやめて

開催する方向になりましたね。


海外向けに販売したチケット63万枚が

払い戻しになるという事態。


セット販売されたチケットであれば、

航空券やホテル代にも

キャンセル料が発生するのではないでしょうか。


払い戻し総額は公表されませんが、

ものすごい金額ですね。

たくさんの観客にお披露目できるはずだった

隈研吾氏が手掛けた新国立競技場、


『杜のスタジアム』


木をふんだんに使用した、美しい競技場です。

日本には丹下健三氏が設計した事で有名な、

国立代々木競技場もあります。

また、香川県庁舎も素晴らしいです。

この2人の設計で共通している点は、日本の伝統美を取り入れ

融合させている事ではないでしょうか。

新国立競技場には視界をさえぎる柱が一切ない事が

話題になりましたが、実は、国立代々木競技場の屋内も

柱が1本も使われていない事をご存じでしたか。


代々木競技場で味わえる、選手と観客を一体化させる

あの無柱の解放感は、2本の支柱と2本のケーブルで屋根を支えた

吊り構造という方法で実現しています。

その美しい曲線(反り)はそのまま外観にもなっていますね。


この曲線(反り)は、単調になりがちな外観を、

美しく伝統的な形で表現する事を可能にするので

お城の石垣や、お寺の屋根などにも使われています。


香川県庁舎はシンプルなコンクリート打ち放しですが、

あの清水寺の舞台を支える木組みを彷彿させる造りです。


外壁を前に出さずに庇と縁を張り出させるデザインも

日本の寺院建築が得意とする手法ですし、

等間隔で並べた縦長の断面のバルコニーの小梁は、

五重塔の深い軒を支える垂木のような印象を

与えたかったそうです。

世界を驚かせた建築物でもある、

2代巨匠が作った新国立競技場と代々木競技場。


今後も、たくさんの方に見ていただきたいですし、

夢を持った選手達の希望の場所でもあり続けてほしいものです。


あっと言わせる建造物ではないかもしれませんが、

家づくりに携わる一人として、住まう人だけではなく

携わる設計士や職人たちの想いが結集したものであると感じ

家づくりそのものに、大切に取り組ませていただいています。


家づくりでお悩みの方や、

新築やリフォームをお考えの方に

これからも、寄り添える工務店でありたいと考えております。

お気軽に、弊社HIBARI HOMEまでご相談ください。

その違い、わかりますか?

こんにちは、家づくりコーディーネーターの原山です。

在宅での仕事が増え、家で過ごす事が多くなった昨今。

家での暮らし方、過ごし方を見直した DIY も増えているそうですね。


さて、今回はベランダやバルコニー、

テラスに関しての記事を、お届けいたします。

ベランダ・バルコニー・テラス、

その違いをご存じでしたか?

■ベランダ
→屋根のある、2階以上の張り出し部分

■バルコニー
→屋根のない、2階以上の張り出し部分

■テラス
→掃き出し窓などの前に作っている床・スペース

大きな違いは、屋根と床にあります。


屋根があるか、ないかだけではなく、

屋根や床がどうなっているかや、

構造によっても呼び方が違います。

・ベランダで重要なのは、屋根がかかっている事

・バルコニーは室外に張り出した手すり付きのスペースがある事

・テラスはフランス語が語源で、「盛土」を指しており、

 地面よりも1段高い、リビングの掃き出し窓から外に繋がった部分。

 ※建物から突き出した台上のスペース


マンションであれば上下階が同じ間取りがほとんどなので

屋根のあるベランダが多いです。


ベランダという名称、少し古い感じがするかもしれませんが

一番高級感があるのが、実は『ベランダ』なんです。


実は海外では、高級リゾートホテルなどのラウンジや室外に

あえて 『ベランダ』 という名称をつけている事が多い事実を知ると、

少し、驚きですね。


日本では、『バルコニー』や『テラス』の方が

高級感あっていいよね・・・なんて人が断然多いのですが、

それぞれの生活のスタイルや、過ごし方、

これから家を建てるという方や、

物件を探すために間取りを見るという方は

この違いを念頭に置いておくと、

家探しや家造りにも違いが出てくるかもしれませんね。


私どもは家づくりでお悩みの方や、

新築やリフォームをお考えの方に

これからも、寄り添える工務店でありたいと考えております。

お気軽に、HIBARI HOMEまでご相談ください。