夏でも湯船につかろう

こんにちは、家づくりコーディーネーターの原山です。

最近、天気予報を見ていると、
まだ6月にも関わらず、
全国的に30度を超える日があり、
驚いています。

だんだん暑い日が続くようになってきましたね。
今年の夏も猛暑日が多くなるのでしょうか。

この時期はよく、
夏は暑いもの!これくらいまだ我慢できる!など
ついつい暑さを我慢してしまいがちです。

なかでも毎年、初めてクーラーをつける時には、
まだ早いかな?今からクーラーをつけたら、
夏は我慢できなくなるかも。
電気代が気になる。と色々考えてしまい、

結局、まだ大丈夫。
と我慢を選ぶ方もいらっしゃいます。

皆様はもうクーラーつけましたか?
暑いときに、無理は禁物です!

特に今年は、コロナウイルス対策として、
外出時はもちろん、建物の中でも、
マスクをつける時間が多いですよね。

ソーシャルディスタンスが守れていれば、
マスクは外してもOKのようですが、

それでも例年より熱中症のリスクは高いといえます。
冷房の温度も少し低めに設定することが
増えるかもしれませんね。

一方で、室内のクーラーが効きすぎてしまうと、
今度は体が冷えすぎたり、外との温度差も激しく
体調を崩してしまうケースもあります。


難しい夏の体調管理に、
効果がある方法の1つが【入浴】です。

夏でも湯船に浸かっていますか?
暑いとつい、シャワーだけで
済ませてしまいがちですよね。

室内では冷房で冷え、室外では暑くて汗をかく、
夏場は普通に生活をしているだけでも体力を消耗し
疲れてきてしまいます。

入浴は、温熱、水圧、浮力の物理作用の働きにより、
ストレス解消や、疲れ、体の冷えに効果があります。

温かいお湯につかると、ほっとして
精神的にもリラックスできますよね。

体を労わり、夏バテ防止のためにも、
短時間でも良いので湯船に浸かるようにしましょう。

お湯の温度によって
得られる効果が違うとも言われています。

35~38℃くらいなら、リラックス効果、
42~44℃くらいなら、リフレッシュ効果がある、
と言われています。

温度によって交感神経と副交感神経の働きに
違いが出るそうです。


体を清潔にし、心身共に整えてくれる浴室は
生活の中で毎日使う場所の1つですよね。

お風呂の種類も、色や形、収納など、
各メーカーさんから様々なタイプが出ています。

お手入れや節水なども気になるところですよね。
また、家族の変化や家の築年数によって
お悩みも変化していきます。

例えば、まだお子様が小さいうちは、
家族みんなでお風呂に入ったり、
おもちゃもたくさんあって、
お風呂の広さが気になるかもしれません。

また、お子様が大きくなれば、
ご家族でそれぞれ使うものも増えてきて
例えばシャンプーが家族で別々のものを
置くようになったりして

収納や日々のお手入れについても
気になってくるかもしれません。

手すりの設置が必要になることも
あるかもしれませんよね。

新築からリフォームまで、建てたら終わりではなく、
ご家族の変化に合わせてご対応させていただきます。
遠慮なく弊社へご相談くださいませ。

木造住宅と火事

こんにちは、家づくりコーディーネーターの原山です。
今日の長野市は梅雨らしいお天気ですね。
雨降りが続くとちょっと憂鬱な気分になりがちですが
畑の野菜や果物にとっては恵みの雨。
無駄なものなんてきっとないのかもしれませんね。


さて、今日は「木造住宅と火事」のお話をさせていただきます。

お客様とお話をしていると、住宅のイメージとして強いのは
「木造住宅」と「鉄骨住宅」だそうです。
そのうち、木造住宅は「火事に弱い」「燃えやすい」というイメージを
持たれ、逆に、鉄骨は炎を近づけても燃え上がることがないので、
火事のときも安心と考えている人が多いようです。

しかし、実は木造住宅は火事に強いと言われています。

「木造住宅は燃えやすい」というイメージは根強いものですが、
木造住宅には、火事が起きたときに、燃えて崩れるまでの時間が
かなり長いという特性があります。
同じサイズの木と鉄に、住宅と同じような荷重をかけながら燃やすと、
鉄は5分後には強度が元の半分以下になります。
さらに10分後には元の強度の20%程度になり、
荷重で曲がってしまいます。

しかし、木は10分間燃やし続けても表面が炭化するのみで、
内側までは燃えずに80%程度の高い強度をキープします。
燃えた木の表面が炭化するとそれがバリアのような役目を果たし、
内側の部分に炎によるダメージが到達しにくくなるためです。
この性質のおかげで木は燃えても「一気に強度が下がる」
ということがないため、万が一の火事のときでも、避難のために
十分な時間をかけられます。
崩れ落ちる前に消火ができれば被害も最小限におさえることができます。

さらに、木造住宅は有毒ガスの発生量が比較的少ないです。
火災のときに、家が燃えることによって発生した有毒ガスが原因で、
意識喪失が起きる事故は多いものです。
一酸化炭素のほか、塩化水素やアンモニアといった有毒ガスを吸い込み、
意識を失ってしまうことが、火事の恐ろしさの一つです。
この点、木造住宅は自然素材なので、火災時の有毒ガスの発生を
おさえられます。
もちろん木が燃えることで一酸化炭素や二酸化炭素は発生しますが、
自然の素材である木材は、人工素材に比べると有毒ガスの発生量は
かなり少なく、火事が起きたときの意識喪失を防ぎやすいです。

ただし、注意しておきたいのが、木造住宅がいくら火事に
強いといっても、木材が炭化するほどの火事が起きてしまったら、
そのあと住み続けるのは難しいということです。
木造住宅のメリットはあくまで、火事が起きてから
家の耐久性が落ちて崩れ落ちるまでの時間が長く、
十分な避難時間を稼げるという点です。

これから家を建てるという人は、火事に強い準耐火建築物として
設計建築するのがおすすめです。
また、火事に強い家を建てることに
加えて、火事に遭わないよう、火の取り扱いに十分気をつけることも
もちろん大切です。
最近では日を使わないIH調理器具やオール電化の家も人気です。
そして、家を建てるにあたって地域の人とコミュニケーションを
取ることも、もらい火や放火といったトラブルを
防ぐことにつながります。

木造の家は、火事に遭ったときでも十分な強度を保ってくれるという
大きなメリットがあります。
万が一の火事に備えて、木造住宅を建てるということを私たちは
ご提案しています。