セカンドライフ×戸建てリノベーション
長く住まわれたご自宅を、セカンドライフのスタートに合わせて暮らしやすくリノベーションされました。
使いづらかったポイントを一つ一つ見直して、ご自分たちの生活にあわせて思い切って役割を変えたところもあります。
一方で、気持ちよく暮らすために見映えにもこだわり、ホテルライクな住空間が生まれました。
広さはあるのに、空間をうまく活かしきれていなかったキッチン。
垂れ壁によって視線が遮られ、どこか閉塞感のある印象でした。
新しいキッチンは、フラットなペニンシュラキッチンに。
背面にカップボードを配置し、調理・配膳・片付けまでの動線がぐっと短くなりました。
ダイニングと一体感を持たせることで、空間にはのびやかな広がりを。
折り下げ天井と壁紙の切り替えでゆるやかにゾーニングし、心地よいメリハリをつけています。
細かい格子の建具は、ほこりが溜まりやすく、掃除が大変でした。
新しい建具は、スタイリッシュな黒い枠と大きなガラスが特徴。
光と視線が抜け、そばに人の気配を感じられる、心地よいつながりが生まれました。
おしゃれな室内窓はぬくもりが感じられる木枠に。空間に温かみをプラスしています。
もともとは和室だったお部屋。
西側の窓は道路に面していたため、暑さ対策とプライバシー確保の両方を考えて、思い切って壁に。
床はあたたかみのあるヒノキの無垢材を採用しました。
寝室として使う部屋なので、一日の疲れをやさしくリセットできる「休むための部屋」ができました。
壁紙はサンゲツのウィリアム・モリスのクロスで統一。
ブラケットライトと陶器のスイッチをアクセントに、さりげない意匠性にもこだわっています。
吹き抜けがあった玄関は冬場の寒さが悩みでした。
吹き抜けをなくし、外側にはウレタン断熱を施工。
天井はヒノキの無垢板張りで、あたたかく落ち着いた空間になりました。
上がり框はアールでやわらかい印象に整え、
階段下収納へ重いゴルフバッグを出し入れしやすいように、新たに敷台を設置しました。
造作の玄関収納はポストの高さに合わせて設計しました。
郵便物が入る部分だけを箱状の構造に。
開けなくても届いたことがわかり、万が一途中で挟まっても外気が室内に入らない設計です。
玄関の吹抜け部分だった場所に床を貼り、パウダールームを作りました。
タイルは施主様ご希望の暖色系を厳選。
本体と棚の木材は、床の天然ナラ材にあわせ広葉樹にこだわりました。
空間の形や窓の大きさはそのままに、内装と設備を維新したレストルーム。
グレーの腰壁で空間をほどよく引き締め、上品な印象に。
造作した収納付きの手洗いカウンタ―をはじめ、タイル、照明、スイッチまで、一つ一つのパーツにこだわりました。
見た目にこだわるだけでなく、
住む人の日々の動きや使い勝手を考えた小さな工夫を積み重ねることで、
セカンドライフに適した、暮らしやすい家に仕上がりました。

